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インストーラー作成ソフト「EXEpress 6」v6.20が公開、Unicode化をはじめとする改善

サイレントモード搭載で「Desktop App Converter」の利用にも対応

「EXEpress 6 Lite」v6.20

 (株)ウェブテクノロジは14日、自己解凍型インストーラーの作成ツール「EXEpress 6」の最新版v6.20を公開した。今回のアップデートでは、セットアップ処理中に一切のユーザーインターフェイス要素を出さない“完全サイレントモード”を新たに搭載。「Desktop App Converter」を利用して“Microsoft ストア”向けのアプリを作成するといった用途にも利用できるようになった(後述の「EXEpress 6 Pro」のみ)。

 さらに、プログラムがUnicode化されたことにより、日本語・英語以外の文字を利用しても文字化けが発生しないようになった。各所テキスト入力項目における日本語・英語の切り替え対応も強化されている。

 そのほかにも、Windows Server 2016のサポート、プログラムのショートカットを登録する機能の拡充、アンインストーラーの情報登録機能の強化などが行われた。

 「EXEpress」は、「TeraPad」をはじめとする多くのソフトでインストーラーの作成に用いられている定番ツール。個人開発者のフリーソフトに利用できる無償版「EXEpress 6 Lite」と、価格18,000円(税別)で提供される有償版「EXEpress 6 Pro」の2エディションがラインナップされており、現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。「EXEpress 6 Lite」は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「EXEpress 6 Lite」
【著作権者】
(株)ウェブテクノロジ
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2
【ソフト種別】
フリーソフト(個人でのフリーソフト配布目的のみ)
【バージョン】
6.20(17/03/14)
「EXEpress 6 Pro」
【著作権者】
(株)ウェブテクノロジ
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2
【ソフト種別】
シェアウェア 18,000円(税抜き)
【バージョン】
6.20(17/03/14)