ウェブテクノロジ、定番インストーラー作成ソフトの最新版「EXEpress 6 Lite」を公開

「EXEpress 6 Lite」v6.00

　（株）ウェブテクノロジ・コムは8日、定番インストーラー作成ソフト“EXEpress”シリーズの最新無償版「EXEpress 6 Lite」を公開した。64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/ Server 2012 R2に対応しており、個人でのフリーソフト配布にのみ無償で利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

　「EXEpress 6 Lite」は、「EXEpress CX フリーソフトウェア版」の後継版。最新版の主な変更点は、英語版Windows上では英語表記になるインストーラーを作成できるようになったこと。

　具体的には、メイン画面の“ウィンドウタイトル”や“メッセージ”入力欄の右側にあるプルダウンリストで、日本語版Windows用と英語版Windows用の文字列を切り替えて入力できる仕組み。また、ソフトの説明文を表示する機能でも日本語版用ファイルと英語版用ファイルを指定できるようになったほか、バナーからWebページを開く機能で表示するメッセージも日本語版用と英語版用を設定できるようになった。

ソフトの説明文を表示する機能でも日本語版用ファイルと英語版用ファイルを指定可能

バナーからWebページを開く機能で表示するメッセージも日本語版用と英語版用を設定できるように

無償版でも64bit版のインストーラー作成が可能

　さらに、従来は有償版でのみ利用可能だった64bit版のインストーラー作成が無償版でも可能になった。

　なお、商用利用や法人での利用が可能な有償版も「EXEpress 6 Pro」へと更新され、価格が5,400円（税込み）から18,000円（税抜き）に変更された。