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リモートデスクトップソフト「AnyDesk」がメジャーバージョンアップ
セッションウィンドウが再設計。有償ユーザー向けにはアドレス帳が追加される
2016年12月16日 15:17
クロスプラットフォーム対応のリモートデスクトップ操作ソフト「AnyDesk」のWindows向け最新版v3.0が、13日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
「AnyDesk」は、「Google Chrome」風のタブインターフェイスを持つシンプルなリモートデスクトップ操作ソフト。7桁の数字からなる“AnyDesk アドレス”をやり取りするだけで接続できる簡便さがよい。また、私的利用であれば無償で利用できるのも魅力。同時接続数が1つに制限されるのが難点だが、上位の有償版ライセンス(290ユーロまたは年額60ユーロより)を購入すれば解除することができる。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、接続を管理するセッションウィンドウが再設計された。これまでは単一のダイアログとして表示されていたのがタブとしてウィンドウで管理されるようになったほか、ユーザーが閉じるまでそのまま表示されるようになったため、リモート接続を終えた後でもチャットのログを閲覧できるようになっている。
また、チャットビューのデザインも改善。接続先のデスクトップがローカルPCのモニターよりも大きな場合に使える“Edge Scroll”機能が搭載されたほか、セッション情報が保存され、以前に接続したPCへ再び接続する際に設定が自動で復元されるようになるなど、細部にわたって改善が施されている。
また、有償ユーザー向けの機能としてPCをオンライン管理するためのアドレス帳機能が新たに実装された。このアドレス帳では接続先のオンラインステータスが一目で確認できるほか、用途や目的に応じてタグをつけて管理することもできる。
ソフトウェア情報
- 「AnyDesk」Windows版
- 【著作権者】
- AnyDesk Software GmbH
- 【対応OS】
- Windows XP/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ)
- 【バージョン】
- 3.0.0(16/12/13)
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