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「Windows 10 Insider Preview」の最新版が公開、電池の持ちを向上させる施策を追加

米国で“ストア”から電子書籍を購入できるように

電源のフライアウトにスライダーが追加。バッテリーの持続時間を優先するかを簡単に調整できる(同社ブログより引用、以下同)

 米Microsoft Corporationは19日(現地時間)、Windows 10の最新プレビュー版「Windows 10 Insider Preview」Build 15014を“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対して公開した。今回はPC版とモバイル版の同時リリースとなっている。

 本ビルドでは、バッテリーの持続時間を向上させるための機能が導入された。タスクバーのバッテリーアイコンを押すと現れる電源のフライアウトにスライダーが追加され、このスライダーを操作すると、パフォーマンスを優先するか、バッテリーの持続時間を優先するかを簡単に調整することが可能だ。

 また、PCとモバイルで“ストア”から電子書籍が購入できるようになったことも注目点。ビューワーには、Build 14971でEPUBの閲覧をサポートした「Microsoft Edge」を利用する仕組みだという。現在のところ電子書籍の購入が可能なのは米国に限られるが、今後の対応する国・地域の拡充が期待される。

アクセントカラーの選択ではRGB/HSV/HEXによる指定が可能なカラーピッカーが導入

 そのほかにも、本ビルドではPC版を中心にいくつかの機能強化が導入された。まず、音声アシスタント“コルタナ”の検索ボックスが改善。ごみ箱に入れられたファイルや一時ファイルなど、不要なファイルを自動で削除する機能も追加された。また、アクセントカラーの選択ではRGB/HSV/HEXによる指定が可能なカラーピッカーが導入され、より柔軟に色を指定できるようになっている。

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