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Apple、iPhone/iPadの脆弱性を修正した「iOS 10.3.1」を公開

Wi-Fiチップ上で任意のコードを実行できる恐れ

「iOS 10.3.1」

 米Apple Inc.は3日(日本時間)、「iOS 10.3.1」を公開した。本バージョンは脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 同社が公開したセキュリティ情報によると、今回修正された脆弱性の件数はCVE番号ベースで1件。入力検証の不備によるスタックオーバーフローにより、Wi-Fiチップ上で任意のコードを実行できる恐れがあるとのことで、iPhone 5以降、iPadの第4世代以降、iPod touchの第6世代以降に影響する。

 なお、iOSのアップデートは「設定」アプリにある[一般]-[ソフトウェアアップデート]画面から行える。また、「iTunes」と接続してアップデートすることも可能。