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「OneNote」への印刷やバージョン管理に対応 ~Windows 10版「OneNote」の5月更新

ページの移動・コピー・削除も容易に

「OneNote」v17.8241.57591.0

 米Microsoft Corporationは、Windows 10向け「OneNote」アプリの2017年5月機能アップデートv17.8241.57591.0を公開した。現在、「ストア」アプリから無償で更新可能。今回のアップデートでは、さまざまなアプリからドキュメントやイメージを「OneNote」へ“印刷”する機能が追加された。

 本機能は「ストア」から入手可能な仮想プリンターアプリ「Send to OneNote」との連携で実現されており、印刷機能さえ備えていればどのアプリでも利用可能。[共有]機能がないアプリからも簡単にデータを「OneNote」へインポートすることができる。

 なお、「Send to OneNote」はPCのみで利用可能。動作にはWindows 10向け「OneNote」アプリが必要となる。

「Send to OneNote」アプリ
仮想プリンターとして動作するため、印刷機能さえ備えていればどのアプリでも利用可能

 また、ページのバージョン管理がサポートされ、以前の状態へ簡単に復元できるようになったのも大きな変更点。ページの右クリックメニューにある[ページのバージョン]コマンドを選択すると画面右側にサイドパネルが開き、過去のバージョンへアクセスできる。バージョンを選択すると、そのバージョンで追加された要素をハイライト表示することも可能。変更点を確認しながら、ロールバックしたいバージョンを選んでページを書き戻すことが可能だ。

ページのバージョン管理がサポートされ、以前の状態へ簡単に復元できるように
そのバージョンで追加された要素をハイライト表示

 そのほかにも、「Outlook 2016」の会議を挿入する機能や、既定の言語以外の言語でスペルチェックを行う機能が搭載された。また、[Ctrl]キーや[Shift]キーを押しながら複数のページを選択して移動・コピー・削除を行う機能、右クリックメニューからページのコピーや切り取りを行い、他の場所へコピーする機能、画面右上から利用できるアンドゥ・リドゥボタンなどが新たに追加されている。

「Outlook 2016」の会議を挿入する機能
画面右上から利用できるアンドゥ・リドゥボタン

ソフトウェア情報

「OneNote」Windows 10版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10/Windows 10 Mobile
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.8241.57591.0
「Send to OneNote」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.2.0