ニュース

無償メディアプレイヤー「VLC media player」v2.2.6が公開、不具合と脆弱性を修正

デマルチプレクサーにおけるヒープバッファーオーバーフローの脆弱性が修正

「VLC media player」v2.2.6

 仏VideoLAN Projectは25日(日本時間)、マルチメディアプレイヤー「VLC media player」の最新版v2.2.6を公開した。現在、Windows版が“VideoLAN”のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。Mac版も準備中で、近いうちにリリースされる見込み。

 今回のアップデートは、ビデオ出力におけるリグレッションバグやセキュリティ問題への対策がメインのメンテナンスリリース。NVIDIA製のGPUを利用している環境で緑色の線が出たり、Direct3DのSPUテクスチャーのオフセットを正常に扱えない問題が修正されたほか、デマルチプレクサーにおけるヒープバッファーオーバーフローの脆弱性が修正された。

 「VLC media player」は、追加のコーデック不要でさまざまなフォーマットを再生できるオープンソースのマルチメディアプレイヤー。Windows/Macなどをサポートするクロスプラットフォームアプリケーションで、各種LinuxディストリビューションやBSD系のOS、Android、iOSなどもサポートされている。

ソフトウェア情報

「VLC media player」Windows版
【著作権者】
the VideoLAN Team
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.2.6(17/05/25)