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「Notepad++」v7.5が公開、“LaTeX”や“Rust”、“Erlang”など19言語をサポート

広告が含まれていた「Plugin Manager」プラグインは除去、組み込み機能を開発中

「Notepad++」v7.5
「Plugin Manager」プラグイン

 テキストエディター「Notepad++」の最新版v7.5が、16日に公開された。今回のアップデートではプログラミング言語のサポートが拡充。“LaTeX”や“Rust”、“Erlang”など、19の言語が新たにサポートされた。

 そのほかにも、編集中のドキュメントをデフォルトのビューワーで開きなおす機能や、ファイルを開いて印刷し、そのまま終了する起動オプション“-quickPrint”が追加された。また、インストーラーが拡充され、アップデーターをインストールしないオプションなどが追加されている。

 なお、「Notepad++」のプラグインを管理するプラグイン「Plugin Manager」が、広告が含まれているという理由で本バージョンから削除された。開発チームはアプリケーションに広告を掲載することを認めておらず、今後も「Notepad++」には広告を含めないことを明言している。現在、代わりとなる組み込みのプラグイン管理ツールを開発中で、できるだけ早く「Notepad++」に搭載するとしている。

 「Notepad++」は、オープンソースで開発されているプログラマー向けのテキストエディター。実行速度を重視したコンパクトなサイズながら、幅広いプログラミング言語をサポートしたコード補完機能とシンタックスハイライト機能を備えており、海外のプログラマーを中心に幅広い支持を受けている。寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「Notepad++」
【著作権者】
Notepad++ team
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.5(17/08/16)