リモートデスクトップ接続ソフト「Qt Brynhildr」v2.0.0が公開 ～“モード7”に対応

「Qt Brynhildr」v2.0.0

　リモートデスクトップ接続ソフト「Brynhildr」の“Qt”版「Qt Brynhildr」v2.0.0が、18日に正式公開された。約2年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

　「Qt Brynhildr」は、有志によって開発された「Brynhildr」互換ソフト。パブリックモードで動作させた「Brynhildr」サーバーへ接続するためのクライアントアプリだ。

　本家「Brynhildr」のクライアントはWindowsでしか動作しないが、クロスプラットフォーム対応のユーザインタフェースフレームワーク“Qt”で開発された「Qt Brynhildr」ならば、Windows以外でも利用することが可能。現在のところ、Windows/Mac/Linuxがサポートされている。

　メジャーバージョンアップとなるv2.0.0では、「Brynhildr 2.3.2」で公開された新しいパブリック接続モードである“モード7”が新たにサポートされた。VP8コーデックによるデスクトップ画像転送や、“モード7”で実装されたマウスカーソルイメージの転送が行えるようになっている。