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Windows 11の2026年10月プレビューパッチが公開 ~右クリメニューのカスタムなど大量の新機能
リモートデスクトップ接続やスマート アプリ コントロールの問題も解決
2026年10月29日 08:05
米Microsoftは10月28日(現地時間)、2026年10月のWindows非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。現在、以下のOSバージョンで利用可能。
- Windows 11 バージョン 26H2:KB5127936(ビルド 26300.9818)
- Windows 11 バージョン 26H1:KB5127653(ビルド 28000.3365)
- Windows 11 バージョン 25H2:KB5127936(ビルド 26200.9818)
「KB5127936」(バージョン 26H2/25H2)におけるおもなハイライトは、以下のとおり。なお、一部の変更は段階的に展開されるため、アップデートしても利用できるとは限らない点には注意したい。
- 右クリックメニューの刷新:「エクスプローラー」のコンテキストメニューがより高速・シンプルになり、カスタマイズにも対応。メニュー下部の[メニューのカスタマイズ]から設定ページを開き、[送る][ショートカットの作成]といった標準コマンドやアプリ拡張機能の表示・非表示、[切り取り][コピー]などをアイコンの列ではなくメニュー項目として表示するかどうか、[プロパティ]をメニューの最下部へ移すかどうかなどを選べる
- 「エクスプローラー」の改善:検索結果ページで、名前や場所、日付といったファイル情報が一貫したレイアウトで表示されるように。エクスプローラーで「~」(チルダ)が利用可能になったほか、[フォルダーオプション]ダイアログがダークモードに対応した
- 「XBOX」モードのタスクビュー刷新:新しい「ゲーミング タスク ビュー」から、[デスクトップに戻る](Exit to Desktop)や電源オプションへ素早くアクセスできるように
- 「拡大鏡」の強化:写真や動画、グラフの色を保ったまま、画面のまぶしさを抑えるコントラストテーマのトグルが追加された。マルチモニター環境ではディスプレイごとにズーム倍率を設定できるようになり、対象のディスプレイへポインターを移動して[Ctrl]+[Windows]+[K]キーを押すと、そのディスプレイの拡大表示を固定することもできる
- 「スマートフォン連携」:[スタート]メニューの[最近使用した項目]セクションで、メッセージや通知にマウスをかざすだけで内容をプレビューできるように
- 「ナレーター」が数式に対応:「Word」「PowerPoint」などの「Microsoft 365」アプリや、「Microsoft Edge」「Google Chrome」で表示した対応Webコンテンツで、数式の読み上げとナビゲーションが可能に。ただし、対応言語に日本語は含まれていない
- 「ライブキャプション」:スクリーンリーダーの音声を字幕の対象にするかどうかを選べる設定が追加された(既定はオフ)
- 「クラウド リビルド」:「Windows Update」からダウンロードしたイメージとデバイスドライバーで、Windows 11を再インストールする新しい回復オプション。Windowsが起動しない場合でも利用でき、USBメディアやカスタムイメージは不要。[設定]-[システム]-[回復]の[Rebuild PC]から実行できる
- 「CLAT」に対応:IPv6専用ネットワークでも、IPv4専用のアプリからIPv4サービスに接続できるよう、Wi-Fi/イーサネットでクライアント側の464XLAT変換をサポート
- 「メモリ整合性」の拡大:対応するPCでは、更新時に「メモリ整合性」(HVCI)が有効化されることがある。ユーザーやIT管理者がすでに行った選択は尊重される
そのほかにも、「Microsoft Edge」の起動を高速化する「Accelerated App Launch」への対応、「Unicode 17.0」のテキストシェーピング対応、「Windows PowerShell」の名称への「5.1」の追加なども盛り込まれている。[管理者保護]が有効なデバイスへ、管理者でないユーザーがリモートデスクトップ接続できない問題や、オフにした「スマート アプリ コントロール」を再びオンにできない問題、一部のAMD製グラフィックスカードでHDMI/DisplayPort経由の音声再生に失敗する問題なども修正された。
既知の問題としては、「USB Audio Class 1.0」準拠デバイスで「コード 10」エラーが出たり、音が出なくなったりする問題が引き続き案内されている。
なお、今回リリースされたのは、11月に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けて、機能や修正をテストするためのプレビューパッチ。新たなセキュリティ修正を目的とした更新ではなく、 適用は必須ではない(オプション提供) 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、一刻も早い問題の解消を望むユーザー、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。
また、「バージョン 24H2」は先月のプレビュー更新が最後となっており、今回は提供されていない。ただし、Enterprise/Educationエディションのサポートは2027年10月12日まで継続する。


















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