Windows Insider Preview
Windows 11、IPv6専用ネットワークでもIPv4アプリが使える「CLAT」に対応へ
Release Previewチャネルに到達、間もなく一般リリースへ
2026年10月23日 06:45
このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。
米国時間10月16日にRelease Previewチャネルでリリースされた「Windows 11 バージョン 25H2/26H2」向けの更新プログラム「KB5127936」(Build 26200.9807/26300.9807)では、Wi-Fiと有線LAN(イーサネット)のネットワークインターフェイスでIPv6の「CLAT」がサポートされているとのこと。
「CLAT」は、「464XLAT」と呼ばれるIPv4/IPv6変換方式のクライアント側を担う仕組み。端末側でIPv4パケットをIPv6に変換し、ネットワーク側のNAT64と組み合わせてIPv4のサービスへ接続する。IPv6のみで構成されたネットワークから、IPv4にしか対応していないアプリケーションでも、引き続きIPv4のサービスへアクセスできるようになる。組織はIPv4のみに対応した従来のアプリケーションとの互換性を保ちながら、IPv6専用ネットワークへの移行を進められる。
IPv4アドレスをIPv6アドレスに埋め込むためのプレフィックス(PREF64)は、既定でルーターアドバタイズメント(RA)から取得される。DNSで「ipv4only.arpa」を照会して取得する方法も、フォールバックとして利用可能だ。
なお、「CLAT」を利用するには、SLAACによるIPv6アドレスの割り当てが必要。DHCPv6のプレフィックス委任(Prefix Delegation)と「Windows Subsystem for Linux」(WSL)には、現在のところ対応していない。
「CLAT」を有効にするには、管理者権限のコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、PCを再起動する。グループポリシーの[コンピューターの構成]-[管理用テンプレート]-[ネットワーク]-[TCPIP 設定]-[IPv6 移行テクノロジ]にある[CLAT 許可の設定]などから設定することも可能だ。
netsh interface clat set global permit=enabled pref64fromdns=enabled pref64fromra=enabled
なお、本ビルドには、カスタマイズ可能になった「エクスプローラー」の新しい右クリックメニューなども含まれている。これらの新機能は段階的に展開されるため、本ビルドを導入してもすぐには利用できない場合がある。
















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