Windows Insider Preview
Windows 11の回復環境(WinRE)がOS保存済みのWi-Fi設定を自動で再利用、間もなく一般展開
「クイック マシン リカバリー」「クラウド リビルド」も手間いらず
2026年10月20日 14:26
このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。
米国時間10月16日にRelease Previewチャネルでリリースされた「Windows 11 バージョン 25H2/26H2」向けの更新プログラム「KB5127936」(Build 26200.9807/26300.9807)では、「Windows 回復環境」でOSに保存済みの対応するWi-Fiプロファイルを自動で再利用する機能の段階的な提供が始まった。
「Windows 回復環境」(WinRE)は、起動不能になったOSのトラブルシューティングや復旧処理を行うためのリカバリー環境。初級者には少し難しく感じられることもあるが、最近は「クイック マシン リカバリー」や「クラウド リビルド」といった、「Windows Update」やクラウドを活用して修復・復旧を自動化するソリューションも増えており、頼りになる機能だ。
しかし、こうしたネットワーク機能を利用するにはもちろん、インターネット接続が前提となる。有線LAN(Ethernet)に接続しておくか、Wi-Fiの資格情報をあらかじめ回復環境向けに設定しておくか、回復時に手動でWi-Fiネットワークを選択する必要があり、煩わしさが残る。
そこで、今回のアップデートではOSに保存されているWi-Fiの接続設定を「WinRE」が自動で再利用し、オンラインになれるようになった。サポートされている証明書ベースのネットワークにも対応する。これでインターネット接続に手間取ってOSを復旧できないといった事故を減らすことができるだろう。
この機能は、既定で有効。IT管理者であれば、構成サービスプロバイダー(Configuration Service Provider)で該当するポリシー(NetworkSettings/Wifi/ReuseWifiSavedOnDevice)から無効化できる。
なお、「WinRE」がOSのWi-Fiプロファイルや資格情報にアクセスするのは、「クイック マシン リカバリー」などネットワーク接続が必要な回復ワークフローが実行されたときのみだ。
また、「WinRE」で利用できるネットワークには制限がある。「WPA-Personal」(SSID/パスワード)のネットワークや、マシン証明書を使用する一部の「WPA-Enterprise」ネットワークには対応するが、TPMに秘密鍵を格納した証明書を使うWi-Fiプロファイルは現時点でサポートされていない。















![1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] 製品画像:4位](https://m.media-amazon.com/images/I/51skMJ-OVcL._SL160_.jpg)





