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メモリ8GBでもWindowsがキビキビ動作!この秋の「Windows 11」は改善が盛りだくさん
マイクロソフトが改善点を解説、検索、スマホ連携、フォト、ゲーミング、ペン・触覚対応、アクセシビリティまで
2026年10月16日 06:45
米Microsoftは10月15日(現地時間)、「Windows 11」の最近の改善と今後の改善予定を、公式ブログ「Windows Experience Blog」で発表した。同社は今年になってOSの“作りこみ”に注力しているが、その手が緩むことはないようだ。
より速く、反応がよく、効率的な「Windows 11」(提供開始、順次展開)
まず、OS全体の応答性(レスポンス)向上が図られた。細部の見直しに投資を継続することで、同社によると 最大で20%ものレスポンス改善 が実現されているとのこと。[スタート]画面や「エクスプローラー」、「Windows Search」、「Snipping Tool」、「Microsoft 365」(Office)アプリ、「Microsoft Edge」などで改善を体感できるという。
また、メモリ管理も改善。とくに メモリを8GBしか搭載しないデバイスでデバイスの応答性が改善 しているという。
たとえば、アクティブデータをメモリに保持できる量が従来よりも最大2GBも多くなった。これによりメモリ不足で遅いストレージへ退避しなければならないシーンが減り、アプリやブラウザータブを開いていてもPCの反応が鈍くなることが減る。ウィジェットの遅延読み込み(開いたときだけ読み込む)といったバックグラウンドメモリを節約する工夫も行われており、おかげで200MB以上のメモリをアプリやそのほかの作業に割り当てられるようになったという。
そのほかにも、パーソナライズが強化。スタートやタスクバーをより柔軟にカスタマイズできるようになる。タスクバーを画面のどこに配置するかも選べる。
「Windows Update」では更新タイミングの制御を強化し、更新を調整して再起動の回数を減らすほか、適用時間も短縮する。Bluetoothヘッドホンの接続や再接続、音声・通話の信頼性も改善され、AirPodsのペアリングは最大15秒高速化。「Windows Hello」の顔・指紋認証にも改善が加えられた。
タスクバー検索は「検索」+「操作」へ(Insider向けに提供中、一般向けは年内予定)
タスクバーからアクセスできるOS標準の検索機能「Windows Search」も、大きく様変わりする。
新しい「Windows Search」は「WinUI 3」で作り直され、これまで右側にあったプレビューペインを廃したシンプルなデザインになる。検索結果は単一のリストに表示されるが、ここには“アクション”もリストアップされ、たとえば以下のような操作が直接行えるようになる。
- ダークモードのON/OFF
- 夜間モード変更
- ウィンドウ整理
- スマートフォン操作(実装予定)
従来の「探すだけ」の場から、「検索して即実行」できる場へ発展を遂げる。
「スマートフォン連携」の強化(順次展開)
さらに、iPhone/Androidとの連携も強化される。利用できる機能はスマートフォンのOSや機種によって異なるが、以下のようなものだ。
- [スタート]画面でスマートフォンの通知をチェック。メッセージや通話への応答も直接行える
- 対応するAndroid端末のアプリを、サイズ変更可能な個別ウィンドウで表示
- スマートフォンで撮影した写真をPCですぐに表示
- 「エクスプローラー」からスマートフォンのファイルを参照
さらに、「クロス デバイス レジューム」(Cross Device Resume:XDR)対応アプリであれば、スマートフォンで行っていた作業をPCへシームレスに引き継ぐことも可能だ。
「フォト」アプリの刷新(順次展開)
写真を閲覧・管理するOS標準アプリ「フォト」でも、起動速度の最大20%向上、ビューワーのモダナイズといったテコ入れが行われる。
- 自然言語検索
- アルバム作成
- 編集画面の刷新
- 背景オブジェクト削除
- 「リライト」(Relight)による照明補正
ゲーミングの強化(提供中、対応環境を順次拡大)
ゲーミング関連では、「高度シェーダー デリバリー」(Advanced Shader Delivery、ASD)の導入が目玉。これはゲームのダウンロード時にコンパイル済みのシェーダーを配信することで、初回起動時などに行われるシェーダーのコンパイル処理を大幅に削減する技術で、ゲームの起動時間が劇的に短縮される。
もともとは携帯ゲーム端末「ROG Xbox Ally」で導入された技術だが、現在はAMDの「RDNA」GPUや、Qualcommの「Snapdragon X2」シリーズでも利用が可能。IntelやNVIDIAデバイスへの対応も予定されている。
新アプリ「Microsoft Ink Canvas」(提供中)
「Microsoft Ink Canvas」は、ペン入力を前提とした新しいキャンバスアプリ。思いついたアイデアを手書きでまとめたり、注釈を加えたり、「Copilot」と連携して図や文章へ変換できる。
第2世代の12インチ「Surface Pro」にはプリインストールされ、ほかの対応Windowsデバイスでは「Microsoft Store」からダウンロードできる。なお、「Copilot」と連携するAI機能の利用には、「Microsoft 365」のPersonal/Family/Premium/Proいずれかのサブスクリプションが必要だ。
ハプティクス(触覚フィードバック)(対応機器・アプリで順次展開)
ハプティクス(Haptics)とは、触覚・圧覚・力覚といった体性感覚を人工的に生成して入力デバイスに伝え、デジタル情報に“触れる感覚”をユーザーに感じさせる技術。たとえば発射や被弾で振動するゲームコントローラーなどが代表例だ。
同社によると、「Windows 11」でもハプティクスへの対応が進められるとのこと。たとえばウィンドウ整列やコンテンツの編集の際、“吸着感”や“クリック感”が触覚で表現されるようになる。
ただし、この機能を利用するには対応するデバイスが必要。具体的には第2世代の「Surface Mouse」や「Logitech MX Master 4」が挙げられている。
アクセシビリティ強化(順次展開)
そのほかにも、アクセシビリティ関連で多くの改善が行われる。
- 画面の濃淡(Screen Tint)
- マルチディスプレイごとの拡大率保持
- 「ナレーター」(Narrator)アプリにおける数式読み上げの改善
- 「Outlook」「Excel」「PowerPoint」でのナレーターによる読み上げ・操作支援の改善
- HID対応点字ディスプレイの初期セットアップ対応



























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