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「Firefox ESR」のWindows XP/Vista対応は2018年6月で終了 〜「ESR 59」は対応せず

レガシーアドオンのサポートも同じタイミングで打ち切られる

公式ブログ“Future Releases”

 Mozillaは4日(現地時間)、公式ブログ“Future Releases”で、「Firefox ESR」のWindows XP/Vista対応を2018年6月で終了することを明らかにした。次のリリースとなる「Firefox ESR 59」ではWindows 7以降のみの対応となるため、現行の「Firefox ESR 52」がWindows XP/Vistaをサポートする最後の「Firefox」となる。

 通常版の「Firefox」のWindows XP/Vistaサポートは、今年3月にリリースされた「Firefox 53」をもってすでに終了しているが、企業向けの延長サポート版「Firefox ESR」は引き続きWindows XP/Vistaで利用できる状態だった。しかし、この措置も「Firefox ESR 52」の終了とともに打ち切られる。また、同じタイミングでレガシーアドオンのサポートが打ち切られることも発表されている。

 Windows XP/VistaはすでにMicrosoftによるサポートが打ち切られており、脆弱性が発見されても対策プログラムが提供されることはもはやない。できるだけ早く最新OSへ移行することをお勧めする。