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DirectXアプリで「apphelp.dll」のエラーが発生する問題は解決 ~Microsoftがアナウンス

2022年11月パッチ以降のエンタープライズ環境で発生

「Windows release health」におけるアナウンス

 DirectXを利用するアプリで「apphelp.dll」のエラーが発生する問題は解決されたとのこと。Microsoftがこの問題のステータスを「緩和策あり」(Mitigated)から「解決済み」(Resolved)へ更新した。

 この問題は2022年11月のセキュリティ更新プログラムを適用した環境で発生する可能性があり、以下のOSバージョンに影響していた。

  • Windows 11 バージョン 22H2
  • Windows 10 バージョン 22H2
  • Windows 11 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 20H2
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019
  • Windows Server 2022

 同社は回避策としてIntelグラフィックスドライバーをv30.0.101.1190以降へ更新する方法を案内していたが、Windowsの2023年4月非セキュリティプレビュー更新プログラムで解決が図られたようだ。影響を受けるアプリは少数のエンタープライズ向けで、ホームユーザーがこのトラブルに遭遇する可能性は低いとのこと。