NEWS（09/10/30　17:03）

　多くのプロトコルに対応した高機能なパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v1.2.3が、27日に公開された。本バージョンではWindows 7に対応したほか、いくつかの脆弱性を修正している。

　本バージョンで修正された脆弱性は、Paltalk、DCERPC/NT、SMBの各プロトコルの解析処理に存在し、アプリケーションの強制終了ならびにDoS攻撃などが引き起こされるおそれがあるという。そのほか、一部処理におけるメモリリークなどの不具合が修正されている。

　本ソフトは、Windows NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7などに対応するフリーソフトで、64bit版Windows用のパッケージも用意されている。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。