NEWS(09/11/19 14:13)
大幅な高速化と「Google Chrome」への対応を果たした「Silverlight 4」ベータ版
「Visual Studio 2010」日本語版向けの開発アドオンは12月上旬に提供
米Microsoft Corporationは18日(現地時間)、各種Webブラウザー上で動画や音声を利用したコンテンツを再生するためのプラグイン「Silverlight 4」のベータ版を公開した。
「Silverlight 4」では、新たに「Google Chrome」へ対応。これにより、Windows環境ではIE/Firefox/Google Chromeの3大Webブラウザーで利用可能になった。動作速度も大幅に改善されており、同社によると「Silverlight 3」に比べて200%速度が向上していると言う。
そのほか、Webカメラやマイクを利用したインターネット越しの音声・動画共有や、コピー&ペーストやドラッグ&ドロップによるデータのやり取り、ハードウェア支援による高速なズームやアニメーションの処理、マルチタッチでの操作などといった機能を備えている。
「Silverlight 4」ベータ版は、現在同社のWebサイトから開発者向けランタイムをダウンロード可能で、編集部にてWindows 7上のIE8、「Firefox」v3.5.5、「Google Chrome」v3.0.195.33で動作を確認した。
なお、「Silverlight 4」を利用したアプリケーションを開発するための「Visual Studio 2010」(以下、「VS 2010」)ベータ2向けのアドオン「Microsoft Silverlight 4 Beta Tools」もダウンロード可能だが、これは英語版「VS 2010」向けなので注意。日本語版「VS 2010」用のアドオンは12月上旬に公開される予定とのこと。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.0.41108.0(09/11/19)