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「Google スライド」で画像の背景削除機能が日本語に対応

「Google Workspace」3月23日週の更新まとめが公開、Geminiの会話履歴設定も実装

5月26日週の「Google Workspace」アップデートまとめを公開

 米Googleは5月30日(現地時間、以下同)、5月26日週の「Google Workspace」アップデートまとめを公開した。「Google スライド」で背景画像を削除する機能の対応言語が20種類拡大されるなどの更新が行われている。

「Google スライド」で画像、図形、動画の背景削除機能が使えるように

「Google スライド」で画像、図形、動画の背景削除機能が使えるように

 Google スライドで画像、図形、動画の背景を削除する機能を、日本語を含む20以上の言語に設定したユーザーが利用可能となっている。この機能は2024年に公開されたものの、言語を英語に設定したユーザーのみに限定されていた。スライド上の画像を選択し、右クリックメニューから[背景を削除]を選択するか、ツールバーの[背景を削除]ボタンを選択することで背景を削除できる。

 即時リリース・計画的リリースドメインともにすでに展開は完了している。利用できるユーザーは以下の通り。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Gemini Educationアドオン
  • Gemini Education Premiumアドオン
  • 以前にGemini BusinessまたはGemini Enterpriseアドオンを購入したユーザー

Geminiアプリの会話履歴設定

 管理者が指定した「Gemini」アプリの会話履歴の設定内容が、ユーザーに適用されるようになる。管理者側が特に設定していない場合、デフォルトで会話履歴が有効になり、会話履歴の保存期間が18カ月に設定される。ユーザーは、管理者が設定した内容を無効化不能だ。なお、本設定は「Gemini」アプリの会話履歴管理に関するものであり、「Gmail」など「Google Workspace」アプリ内のGemini機能には影響することはない。

 この設定は、即時リリースドメインおよび計画的リリースドメインともに6月2日に適用される。

「Google フォーム」の所有者に直接フィードバックを送信可能に

「Google フォーム」において、フォーム回答者がフォームの所有者に連絡できるように

 アンケートフォーム「Google フォーム」において、フォーム回答者がフォームの所有者に連絡できるようになった。これにより、フォームにおける問題の報告や質問を所有者に送信可能。

 即時リリースドメインは現在展開中で、計画的リリースドメインへは6月10日にリリース予定としている。全てのGoogle Workspaceのユーザー、Workspace Individualのユーザーのほか、個人のGoogle アカウントを持つユーザーが利用可能。