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「Google スプレッドシート」で行や列をワンクリックで追加可能に

「Google Workspace」7月29日週の更新まとめが公開

「Google Workspace」7月28日週の更新まとめが公開

 米Googleは8月2日(現地時間、以下同)、「Google Workspace」7月29日週のアップデートまとめを公開した。今回公開された内容は「Google スプレッドシート」におけるエクスペリエンス改善など3つ。

「Google スプレッドシート」のエクスペリエンス改善

 表計算ツール「Google スプレッドシート」において、エクスペリエンスを改善した。具体的には、以下の4つが利用可能になる。いずれも「Google Workspace」、「Workspace Individual」のユーザーのほか、個人の Google アカウントを持つユーザーが利用可能。

行・列の追加がワンクリックで可能に

表の追加がワンクリックで可能に

 テーブルの端にある[+]ボタンを押すことで、テーブルの行または列を追加できる。なお、列はテーブルの右側にのみ追加できる。

 この機能は現在即時リリースドメインに展開中で、計画的リリースドメインへのリリースは8月14日から。

テーブル変換時、列の種類も自動的に設定

テーブル変換時、列の種類も自動的に設定

 指定した範囲をテーブルに変換する際、プルダウンや日付といった各列の種類を認識し、自動的に反映してくれる。

 この機能のみ、即時・計画的リリースドメインともに展開が完了している。

テーブルの自動拡張

テーブルが自動的に拡張

 テーブルの最下部にカーソルを移動させ「+」マークになったときにドラッグし、セルを自動入力(オートフィル)すると、テーブルもそれに伴って自動的に拡張してくれる。このとき、別の列(または行)で設定されていたセルの種類も反映してくれる。

 この機能は現在即時リリースドメインに展開中で、計画的リリースドメインへのリリースは8月14日から。

テーブル名にスペースを使用可能に

テーブル名にスペースを使用可能に

 テーブル名にスペースが使用できるようになった。例えば、「Project_tracker」ではなく、「Project tracker」と名前をつけられる。

 この機能は現在即時リリースドメインに展開中で、計画的リリースドメインへのリリースは8月14日から。

「Google Apps Script」の制御

 Googleの各種サービスを自動化できるツール「Google Apps Script」において、スクリプトにアクセスし実行できるユーザーを制御できるようになった。デフォルトでは組織内の全てのユーザーが有効となっているが、組織や部門単位で無効にすることが可能。

 この機能は即時・計画的リリースドメインともに現在展開中で、全ての「Google Workspace」のユーザーが利用可能。

「Google Meet」の注釈機能で共同注釈者としてAndroidユーザーを指定可能に

「Google Meet」の注釈機能で共同注釈者としてAndroidユーザーを指定可能に

 オンライン会議ツール「Google Meet」において、Androidユーザーも共同注釈者として会議に参加できるようになった。

 注釈機能は、「Google スライド」を用いたプレゼンテーションの際、表示したスライド上に注釈を描き込めるもの。これまで、Androidユーザーが参加する場合、プレゼンターとして会議に参加するときのみ使える機能だった。

 この機能は即時・計画的リリースドメインともに現在展開中。以下の「Google Workspace」ユーザーが利用可能。

  • Business Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Starter
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Frontline Starter
  • Frontline Standard
  • Frontline Essentials
  • Enterprise Essentials
  • Enterprise Essentials Plus
  • Education Standard
  • Education Plus
  • Education Teaching & Learning Upgrade
  • Workspace Individual