ニュース
日本語にも対応、「Google ドライブ」サイドパネルで「Gemini」がPDF文書を分析・操作
AIの助けで要約、質問、結合、内容をもとにした新規コンテンツの作成が可能
2025年3月27日 10:21
「Google ドライブ」内のPDFファイルを「Gemini」で分析・操作する機能の対応言語が拡充され、日本語を含む20カ国語以上が新たにサポートされた。米Googleが3月26日(現地時間)、公式ブログ「Google Workspace Updates」で発表した。
この機能へアクセスするには、「Google ドライブ」のファイルリストからPDFファイルをダブルクリックする。新しいタブでPDFビューワーが開いたら、右上隅にある[Ask Gemini](スターボタン)をクリックすると、「Gemini」サイドパネル(Gemini in Drive)が開くはずだ。「Gemini」サイドパネルでは、以下の操作がサポートされる。
- 要約:長くて複雑なドキュメントの概要を素早く把握できる
- 質問:ドキュメントに関する質問をして、特定の情報を探したり、インスピレーションを得る
- 新しいコンテンツを作成:PDFドキュメントの内容をもとに学習ガイドやメールの草稿などを作成
- 結合:@メンションで「Google ドライブ」にある他のファイルと結合
なお、PDFファイルをダブルクリックしても、新規タブではなく同じタブへオーバーレイのプレビューが表示されることもある。その場合は、「Google ドライブ」の設定ページで挙動を変更するとよい。
本機能は、以下の「Google Workspace」プラン・アドオンで提供される。以前に「Gemini Business」「Gemini Enterprise」アドオン(現在未提供)を購入しているカスタマーも含まれる。
- Business Standard/Plus
- Enterprise Standard/Plus
- Google One AI Premium
- 「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン
即時リリースドメイン、計画的リリースドメインともに段階的な展開が開始されており、最大でも15日以内に利用可能となる見込みだ。