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日本語でも「Gemini」に「Google ドライブ」のフォルダーを指定して質問可能に

20以上の言語に対応を拡大。「@メンション」やサイドパネルへのドラッグ&ドロップで

フォルダーを絞って「Gemini」に質問、日本語を含む20カ国語「Google ドライブ」に対応

 「Google ドライブ」サイドパネルにおける「Gemini」のフォルダー対応が、日本語を含む20以上の言語に対応したとのこと。米Googleが5月12日(現地時間)、公式ブログ「Google Workspace Updates」で明らかにした。

 この機能は、「Google ドライブ」の「Gemini」(Gemini in Drive)で次のような質問ができるようにしたもの。「@メンション」で指定したフォルダーに含まれているテキスト文書、PDF、スプレッドシート、プレゼンテーションに関する問いに答えてくれる。

  • 『@(フォルダー)内のファイルを要約する』
  • 『@(フォルダー)内のコンテンツのテーマは何ですか』
  • 『@(フォルダー)内のファイルに基づく期限はいつですか』

 なお、「Workspace」アプリのサイドパネルで「Gemini」を利用するには、管理者側でスマート機能とパーソナライズをONにしておく必要がある。「Gemini」サイドパネルが開いていれば、ドキュメントリストからサイドパネルへフォルダーをドラッグ&ドロップしたり、テキストボックスに「@」フォルダー名を入力したりして質問が可能。

 サイドパネルの「Gemini」が閉じている場合も、ボタンのクリックや、フォルダーの右クリックメニューから利用できる。フォルダーを検索する際、横にある[Gemini]アイコンをクリックしてもよい。

 この機能は即時リリースドメインで5月12日より、計画的リリースドメインで5月27日より段階的に展開され、適用まで最大15日かかる見込み。Business Standard/Plus、Enterprise Standard/Plusプランのユーザーや、Gemini Education/Education Premiumアドオン、Google One AI Premiumのユーザーが利用できるほか、以前にGemini Business/Enterpriseアドオンを購入したユーザーにも提供される。