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ARM64対応の「Google ドライブ」がベータ版を卒業、一般リリース

Snapdragon搭載の「Windows on Arm」デバイスでも同期・バックアップが可能に

Google、Arm互換Windows PC向けの「Google ドライブ」を一般公開

 米Googleは3月24日(現地時間)、Arm互換Windows PC向けの「Google ドライブ」を一般公開した。昨年11月からベータテストが続けられていたが、ようやく正式版として利用できるようになった。

 ARM64向けにコンパイルされたこのリリースは、Qualcommの「Snapdragon」プロセッサーを搭載したWindowsデバイスでネイティブ実行される。従来はインストールすることもできなかったが、これで「Google ドライブ」によるファイル同期・バックアップが利用できるようになるわけだ。

 なお、システム要件は以下の通り。

  • Windows 11
  • WebView2:「Microsoft Edge」エンジンをアプリに組み込むためのコンポーネント。通常はOSに含まれているが、削除されている場合は「Google ドライブ」インストーラーがコンポーネントのセットアップを要求する

 すでにベータ版を利用中の場合は、自動で正式版へアップグレードされるので、何もする必要はない。ロールアウトは3月24日から順次開始され、最大でも15日以内に完了する見込みだ。

 なお、オープンベータに参加していない場合は、公式ヘルプページから「Google ドライブ」をダウンロードしてインストールする必要がある。

編集部環境ではベータ版インストーラーがダウンロードされたが、近日中に自動で正式版へアップグレードされるはずなので、あまり問題にはならないだろう