NEWS(10/06/02 19:01)
MS、複数マウスを使った参加型のパワポ文書を作成・再生できるアドインを無償公開
教育現場で多数のマウスを接続し、児童や生徒が参加できる教材を作成・再生可能
マイクロソフト(株)は2日、小学生・中学生・高校生など子供のパソコン利活用促進に向けた取り組みの一環として「Microsoft PowerPoint(以下、PowerPoint)」用アドイン「Microsoft Mouse Mischief」を公開した。Windows Vista/7上の「PowerPoint」2007/2010に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5 SP1が必要。
「Microsoft Mouse Mischief」は、教育現場において1台のパソコンに多数のマウスを接続することで、児童や生徒が参加できるスライドショー教材を「PowerPoint」で作成できるアドイン。作成したスライドショー教材を本アドインをインストールした「PowerPoint」で再生する際は、最大25台のマウスを接続してスライド内で生徒や児童がおのおのクイズに答えたり、線を書き入れたりすることが可能。
インストールすると「PowerPoint」に[マルチマウス]リボンが追加され、複数のマウスによる操作に対応したプレゼン文書を作成できるようになる。[マルチマウス]リボンでは、複数のマウスによる操作に対応した選択式の設問に答えられるスライドや、7色から色を選んで自由に線を描画できるスライドを作成可能。
複数のマウスによる操作に対応した文書を再生した際は、まずスライドの進行操作を行う教師用のマウスを認識させてからスライドショーが開始される仕組み。設問が設けられたスライドでは、児童・生徒全員が答え終わると正解が表示されるとともに、1番最初に正解した児童・生徒が発表される。また、回答や線の描画ができる時間に制限を設けることも可能。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(10/06/02)