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「Firefox 146.0.1」が公開 ~フィンガープリント対策でフォント描画が壊れる問題などに対策

セキュリティ関連の修正は2件

「Firefox」v146.0.1

 Mozillaは12月18日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v146.0.1をリリースチャネルで公開した。以下の問題に対処したマイナーアップデートとなっている。

  • ブラウジング、グラフィックス、アクセシビリティ機能に関連するクラッシュ
  • フィンガープリンティング防止機能が原因で、人気サイトのフォントレンダリングが壊れる
  • メディア再生およびGMPプロセスのシャットダウンに伴うクラッシュ
  • コピーしたプロファイル設定を変更する際、デスクトッププロファイルのショートカットが意図せず削除される
  • 垂直タブを利用する場合に、特定のテーマでサイドバーテキストのコントラストが十分でない
  • バックアップから復元した際、復元成功のメッセージを復元されたタブではなく新規タブに表示するように。メッセージの表示が復元タブによってキャンセルされることがあった

 セキュリティ関連の修正は2件。深刻度はいずれもMozillaの基準で4段階中上から2番目の「High」と評価されている。任意コードの実行につながる可能性があるため、できるだけ早い対処が望ましい。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。