NEWS（10/06/14　15:39）

　米Microsoft Corporationは11日（現地時間）、同社製の初心者向けプログラミング言語の開発・実行環境「Microsoft Small Basic」の最新版v0.9を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5が必要。

　本バージョンでは、作成したプログラムの実行速度が大幅に改善された。とくに、ループの実行速度は、v0.8に比べ最大で4倍まで向上しているという。

　また、ボタンコントロールやテキストボックスコントロールをプログラムに追加できるようになったほか、手軽に扱える音楽再生機能やテキストオブジェクトのアニメーション・ズームイン・ズームアウト機能などが追加されており、より多彩なプログラムを作成可能になっている。

　なお、本バージョンよりインストーラーの一部に変更があり、日本語版OSを利用している場合は、日本語のユーザーインターフェイスデータのみがインストールされる仕組みになった。任意で各国語版のデータを追加インストールすることも可能。