NEWS(10/06/28 13:53)

クラッシュ防止機能へチューニングを施した「Firefox」v3.6.6が公開

プラグインのクラッシュを検知するための待機時間が10秒から45秒へ

 Mozillaは26日、Webブラウザー「Firefox」の最新版となるv3.6.6を公開した。本バージョンでは、v3.6.4で搭載されたWebブラウザーのクラッシュ防止機能“Out of Process Plugins(OOPP:プラグインプロセスの分離)”により、一部環境でブラウザーゲームなどが動作しない例が報告されたため、OOPP機能の微調整が施されている。

 OOPP機能では一定時間プラグインが反応しない場合、当該プラグインがクラッシュしたとみなしてプラグインの再起動を行う。v3.6.4ではその待機時間が10秒と設定されていたが、古いPCなどプラグインの動作速度が遅い環境では待機時間が短過ぎるためゲームなどが動作しない例がみられるという。そこで、v3.6.6では待機時間が10秒から45秒へと変更されている。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、「Firefox」の自動アップデート機能を利用してインストールすることもでき、この場合は[ヘルプ]メニューの“ソフトウェアの更新を確認”項目を選択すればよい。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.6.6(10/06/26)

(柳 英俊)