NEWS(10/09/08 15:33)

Webページの表示でコードを実行される脆弱性などを修正した「Safari」v5.0.2

ダウンロードフォルダを開く際に意図せぬファイルを実行できてしまう脆弱性も

 米Apple Inc.は7日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Safari」の最新版v5.0.2を公開した。最新版の主な変更点は、任意のコード実行や意図せぬファイル実行が行われてしまう可能性がある脆弱性3件を修正したこと。

 脆弱性のうち1件は、ダウンロードフォルダを本ソフトから開く際に、エクスプローラのパスの指定が不適切なため意図せぬファイルを実行できてしまうというもの。残りの2件は、いずれもWebページを閲覧した際に任意のコードを実行できてしまう脆弱性となっており、早急にアップデートすることをお勧めする。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.0.2(10/09/07)

(長谷川 正太郎)