NEWS(10/09/09 16:00)

WindowsのDLLファイル読み込みに関する脆弱性を修正した「Lunascape」v6.3.1

そのほか“Gecko”エンジンを利用する際の不具合を修正

「Lunascape」v6.3.1「Lunascape」v6.3.1

 Lunascape(株)は9日、3つのレンダリングエンジンを搭載するWebブラウザー“Lunascape”シリーズの最新版「Lunascape6 ORION」v6.3.1を公開した。本バージョンでは、WindowsのDLLファイル読み込みに関する脆弱性が修正されている。

 本脆弱性は、外部ライブラリへのパスの指定が誤っているのが原因で、アプリケーションが起動する際に本来読み込むべきでない細工されたライブラリを読み込んでしまうというもの。最悪の場合、任意コードの実行を許してしまうこともあるので、なるべく早急なアップデートが必要だ。

 そのほか、インストーラーやユーザーインターフェイスの不具合や、“Gecko”エンジンの利用に関わる不具合が修正されている。

 「Lunascape6 ORION」は、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Lunascape(株)
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.3.1(10/09/09)

(柳 英俊)