NEWS(11/05/09 16:18)

Opera、「Opera」次期バージョンのテスト版「Opera Next」を公開

スピードダイアル画面にさまざまな情報を表示する拡張機能をインストール可能に

「Opera Next」v11.50 alpha「Opera Next」v11.50 alpha

自動アップデートにスナップショット版を含めないことも可能自動アップデートにスナップショット版を含めないことも可能

 Opera Software ASAは3日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の次期バージョンv11.50(コードネーム“Swordfish”)のテスト版にあたる「Opera Next」v11.50 alphaを公開した。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、「Opera Next」はテスト版のため、重要なデータなどはバックアップしてからインストールすることが推奨されている。

 「Opera Next」は、Webブラウザー「Opera」のテスト版。「Opera」の正式版が公開されるまでテスト目的で公開されるアルファ版やベータ版、RC版、スナップショット版を、自動アップデート機能を使ってインストールできる。また、アドレスバーへ“opera:config#AutoUpdate|DownloadAllSnapshots”と入力すると表示される設定画面から、自動アップデートにスナップショット版を含めないように設定することも可能。さらに、標準で正式版の「Opera」と共存できる。

 v11.50 alphaの主な変更点は、スピードダイアル画面に天気やRSSなどさまざまな情報を表示する拡張機能をインストールできるようになったこと。すでに、同社製の拡張機能が3種類公開されており、ライブラリサイト“Opera extensions”からインストールできる。また、“Opera Link”機能が強化され、Webサービスなどのログイン情報を同期できるようになっている。

“Opera extensions”からスピードダイアル画面に各種情報を表示する拡張機能をインストール可能“Opera extensions”からスピードダイアル画面に各種情報を表示する拡張機能をインストール可能

“Opera Link”機能でログイン情報を同期“Opera Link”機能でログイン情報を同期

【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.50 alpha(11/05/03)

(長谷川 正太郎)