NEWS(11/05/11 16:15)
映像・音声の圧縮機能が追加されたリモート操作ソフト「Mirror-DTC」v1.1.0
従来のUDP接続に加えてTCP接続にも対応
通信品質の自動調整機能を備えたリモートPC操作ソフト「Mirror-DTC」の最新版v1.1.0が、9日に公開された。本バージョンでの主な変更点は、映像・音声の圧縮機能を追加したこと。
映像・音声の圧縮機能は、操作する側のPCで利用するクライアントソフトで設定可能。接続先のPCを選択するダイアログにある“音声圧縮”および“映像圧縮”チェックボックスをONにすれば本機能を有効にできる。映像圧縮機能では、画質を数値で指定することも可能。
作者によると、映像圧縮機能を有効にすれば、画質をあまり劣化させない場合でも映像データの転送量を通常の3分の1から6分の1ほどに抑えられるという。また、音声圧縮機能を有効にすれば、音声データの転送量を通常時に比べて2分の1から4分の1へ抑えられるとのこと。これにより、インターネットを介してリモート操作を行う際に、低速な回線でも快適な操作が可能だ。
これとともに本バージョンでは、従来のUDP接続に加えてTCP接続に対応している。TCP接続を利用すれば、インターネット経由での接続時にクライアント側でルーターのポートを開放する必要がなくなるので便利。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- T.Ishii 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.0(11/05/09)