NEWS(11/05/12 16:48)
IPA、明朝体を新しい常用漢字表の字体に準拠させた「IPAフォント」v003.03を公開
プロポーショナルと等幅フォントをTTCファイルにまとめたパッケージも追加
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は10日、商用・非商用を問わず無償で利用できる高品位な“JIS2004”対応日本語フォント「IPAフォント」の最新版v003.03を公開した。最新版の主な変更点は、本フォントに含まれる明朝体フォント「IPA明朝フォント」「IPA P明朝フォント」の一部の漢字を、2010年11月30日付けで内閣告示された新しい“常用漢字表”の字体に準拠したものへ更新したこと。
この変更は、2010年12月2日に公開された同フォントの姉妹フォント「IPAex明朝フォント」v001.03に追随するもので、“窓”“林”“炎”“空”“次”といった55の漢字が現行の“常用漢字表”に準拠した字体に変更されている。また、本バージョンから「IPAフォント」に含まれる明朝体およびゴシック体のフォントそれぞれについて、プロポーショナルと等幅を1つのファイルにまとめたTrueTypeコレクション(TTC)ファイルも追加された。
「IPAフォント」は、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、オープンソース情報データベース“OSS iPedia”のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- 独立行政法人情報処理推進機構
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 003.03(11/05/10)