NEWS(11/05/16 16:44)
「Outlook」で“Hotmail”を扱える「Outlook Hotmail Connector」が更新
メールの送受信やデータ同期に関わる不具合が修正、スパム判定処理の改善も
Microsoft Corporationは12日(現地時間)、「Outlook Hotmail Connector」の最新版となるv14.0.5139.5001を公開した。Windows 7上の「Microsoft Outlook」2003/2007/2010(以下、「Outlook」)に対応するフリーソフトで、現在同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。
「Hotmail Connector」は、「Outlook」から“Windows Live Hotmail”(以下、“Hotmail”)のアカウントへアクセスし、メール・連絡先・予定表を管理するための無償ツール。とくに「Outlook 2010」と組み合わせた場合は、“差出人セーフ リスト”“受信拒否リスト”などのデータの同期にも対応する。
本バージョンでは、メールの送受信や“Hotmail”とのデータ同期を行う際の不具合が修正されたほか、「Outlook」上の“Hotmail”のアカウントでスパムフィルターが標準で無効となり、“Hotmail”サーバー側で迷惑メールの判定が行われるようになった。“Hotmail”アカウントのメールを「Outlook」上から迷惑メールとしてマークした場合も、それが“Hotmail”サーバー側へ反映され、今後の判定処理に役立てられる仕組み。
なお、“Hotmail”は全セッションをセキュリティの高いHTTPS接続で行うオプションを備えているが、本ソフトは現在のところ対応していないので注意。現在、“Windows Live”の開発チームと協力してHTTPS接続対応に取り組んでいるとのことなので、今後のバージョンアップに期待しよう。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 14.0.5139.5001(11/05/12)