NEWS(11/05/20 17:51)
キングソフト、仮想ドライブとして動作するオンラインストレージ“KDrive”を公開
専用クライアントのほか「KINGSOFT Office 2010 Standard」からもアクセス可能
キングソフト(株)は20日、2GBまで無料で利用できるオンラインストレージサービス“KDrive”の提供を開始し、“KDrive”の専用クライアントソフト「KDriveクライアントソフト」を公開した。「KDriveクライアントソフト」はWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在“KDrive”のWebサイトからダウンロードできる。
“KDrive”は、Officeソフトとの連携も可能なオンラインストレージサービス。アップロードした画像やテキストをWebサイト上で閲覧できるほか、「KINGSOFT Office」や「Microsoft Office」の文書ファイルも独自のビューワー機能で閲覧できる。また、アップロードしたファイルを指定した相手と共有することも可能。
「KDriveクライアントソフト」をインストールすると仮想ドライブ“KDrive”がマウントされ、このドライブ内に保存したファイルがオンライン上の“KDrive”と自動で同期される仕組み。また、タスクトレイに常駐するアイコンでファイルの同期中・同期完了を確認できるほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから設定ダイアログを開くことが可能。
設定ダイアログからは、自動ログオンのON/OFFなどを設定できるほか、仮想ドライブ内に保存したファイルを暗号化することが可能。暗号化機能を有効化すると自動ログオン機能がOFFになり、毎起動時にログオン情報と復号用パスワードの入力が必要となるが、いったんログオンしてしまえば通常のドライブと同じように扱える。
さらに、同社製統合オフィスソフト「KINGSOFT Office 2010 Standard」がインストールされている環境に「KDriveクライアントソフト」をインストールすると、[ファイル]メニューから直接“KDrive”へファイルを保存したり、“KDrive”上のファイルを直接開けるようになる。“KDrive”のWebサイトでは「KINGSOFT Office 2010 Standard」に「KDriveクライアントソフト」を同梱したバージョンも公開されている。
また、「Microsoft Office」2007以降がインストールされている場合は「Microsoft Office」のリボンに[KDrive]タブが追加され、直接“KDrive”へアクセスすることが可能。
そのほか、Android版のクライアント「KINGSOFT Office for Android」も“Android マーケット”上で無償公開された。「KINGSOFT Office for Android」は、Android上で“KDrive”上のファイルをダウンロードしたり、“KDrive”上へファイルをアップロードできるほか、「KINGSOFT Office 2010 Standard」や「Microsoft Office」の文書ファイルをアプリ上で閲覧可能。
- 【著作権者】
- キングソフト(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.21.0.852(Beta)(11/05/20)