NEWS(11/06/21 10:19)
シンプルな画面で本格的な3D CGを作成できる無償ソフト「StoneyDesigner」v2.0
マルチスレッド対応・ローカルから直接起動可能になるなどの進化を遂げている
簡単な操作で3Dモデルを作成してレンダリングが行える3D CG作成ソフト「StoneyDesigner」v2.0が15日に公開された。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。
「StoneyDesigner」は、1つのプレビュー画面と四方を囲むツールバーというシンプルな画面レイアウトながら、本格的な3D CGを作成できるソフト。正面・横・上視点をショートカットキーですばやく切り替えられるほか、縦・横・奥行きへ伸びた補助線のドラッグでオブジェクトや制御点の移動方向を制御でき、変形や移動といった操作を直感的に行える。また、3Dモデルへ関節の指定を行い、アニメーションを作成する機能も備えているのがうれしい。
v1.0を窓の杜で紹介して以降も着実な進化を遂げており、3D CGのレンダリングでマルチコアCPUのマルチスレッドに対応した。また、従来は作者のWebサイト上を経由して起動する必要があったが、配布形式がインストーラーに変更されてローカルから直接起動できるようになっている。さらに、3Dオブジェクトの材質をアニメーションの途中から変更できるようになるなど、さまざまな機能向上が図られている。
最新版のv2.0では、独自の拡張機能に対応し、本ソフトの機能を拡張できるようになった。拡張機能は[設定]メニューの[拡張機能の追加/削除]項目から本ソフト用のDLLファイルを読み込むことで利用可能。
作者サイトでは、拡張機能を開発するためのライブラリが配布されており、開発ライブラリのアーカイブには、3Dオブジェクトをねじる拡張機能やシンプルなアニメーションを簡単に作成できる拡張機能といったサンプルが同梱されている。
- 【著作権者】
- N.Ishizaka 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0(11/06/15)