NEWS(11/09/06 15:38)
シンプルになった「quanp.on」後継ソフト「クオンプ for Windows(R)/Mac」
自動アップロード専用ソフト「クオンプ アップローダー」も公開
(株)リコーは6日、同社の運営するオンラインストレージサービス“quanp”の専用クライアントソフト「quanp.on」の後継ソフトとなる「クオンプ for Windows(R)/Mac」を公開した。Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在“quanp”の公式サイトからダウンロードできる。なお、動作にはAdobe AIR 2.7が必要。
「クオンプ for Windows(R)/Mac」は、“quanp”に保存されたファイルを管理・閲覧したり、ファイルをアップロードできるソフト。「quanp.on」からの変更点は、ユーザーインターフェイスを一新し、シンプルで使いやすくしたこと。
具体的には、メイン画面が3ペイン型になり左上ペインでフォルダの役割をする“プレイス”の切り替え、左下ペインでタグや日付などによるファイルの絞り込みができるようになった。また、ファイルの一覧が表示される右ペインはサムネイル表示が基本になり、右ペイン下部にはファイルのアップ・ダウンロードや共有などが行えるボタンが大きく表示されるようになっている。
もちろん、「quanp.on」の特長となっていた3D空間に写真のサムネイルを並べて表示する“3Dビュー”を表示することも可能なほか、画像や文書ファイルのプレビュー機能も搭載されている。さらに、“quanp”に保存された全ファイルのサムネイルを表示できる“全体ビュー”が追加された。
“全体ビュー”では、円で表現されたプレイス内にサムネイルが並んでおり、円のクリックでその円が拡大表示される。また、ドラッグで表示位置をスクロースしたり、マウスホイールの回転でズームイン・アウトすることも可能。また、円で表現するものをプレイスのほか、ファイルのオーナーや種別に切り替えることも可能。
また同日、従来は「quanp.on」の一機能となっていた、指定フォルダ内のファイルを自動でアップロードする機能を単体の別ソフト化した「クオンプ アップローダー」も公開された。Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在“quanp”の公式サイトからダウンロードできる。なお、動作にはAdobe AIR 2.7が必要。
「クオンプ アップローダー」は、ローカルの指定フォルダ内に保存されたファイルを“quanp”へ自動アップロードできるタスクトレイ常駐型ソフト。自動アップロードするフォルダは複数指定できる。また、アップロードは15分間隔で行うほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから任意のタイミングで行うことも可能。
「クオンプ for Windows(R)/Mac」「クオンプ アップローダー」ともに
- 【著作権者】
- (株)リコー
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(11/09/06)