NEWS(11/09/13 19:20)
シマンテック、「ノートン インターネット セキュリティ 2012」の体験版を公開
ネット経由で別PC上の“ノートン”を管理するノートン マネージメントを追加
シマンテック・コーポレーションは13日、同社製の統合セキュリティソフト“ノートン インターネットセキュリティ”シリーズの最新版となる「ノートン インターネット セキュリティ 2012」正式版のダウンロード販売を開始するとともに、30日試用できる体験版を公開した。最新版の主な変更点は、インターネット経由で別デバイス上の“ノートン”製品を管理できる“ノートン マネージメント”機能を追加したこと。
ノートン マネージメント機能は常駐型の別ソフトとして実装されており、「ノートン インターネット セキュリティ 2012」がインストールされていないデバイスにもインストール可能。ノートン マネージメント機能を使えば、離れた場所からでもWebページ上でノートン製品のセキュリティ状況を確認できるほか、ノートン製品のインストールや契約の更新が可能。
さらに、Webサイトのアカウント情報を安全に管理できる“ノートン IDセーフ”機能が拡張され、“ノートン IDセーフ インザ クラウド”となった。“ノートン IDセーフ インザ クラウド”では、IDやパスワードをサーバー上に保存することで本ソフトをインストールした別のデバイスとアカウント情報を共有できるようになった。また、アカウント情報を保存する際の通知が、従来のポップアップから追加のツールバーとして表示されるように変更され、Webページを隠さないように改良された。
加えて、評判(レピュテーション)をもとにダウンロードしたソフトを評価する“ノートン インサイト”機能が強化され、ダウンロードしたソフトを実行した際の安定性に関する評価を表示できるようになった。また、同社の統合セキュリティ・システムメンテナンスソフト「Norton 360」に搭載されていたスタートアップ管理機能が、本ソフトにも搭載されるようになった。
そのほか、ユーザーインターフェイスが改良され、起動時の画面がよりシンプルになった。また、設定画面が横長になり、設定項目が多くてもスクロールする必要がなくなった。
本ソフトはWindows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応しており、体験版は現在同社のWebサイトからダウンロードできる。製品版は3台までインストールできる1年分のライセンスがダウンロード販売でメーカー希望小売価格6,480円(税込み)など。なお、パッケージ版の販売は18日からとなっている。
また、機能をマルウェア対策に絞った「ノートン アンチウイルス 2012」も同日発売され、体験版が公開されている。
- 【著作権者】
- Symantec Corporation
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- 体験版(製品版はダウンロード販売でメーカー希望小売価格6,480円(税込み)など)
- 【バージョン】
- 19.1.0.28(11/09/13)