NEWS(11/09/15 17:10)
記号を変換する際の候補に記号の説明を表示可能になった「Baidu IME」v2.2.0
変換候補の表示方法が“MS-IME”などに近い“スリムスタイル”の縦型のみに
バイドゥ(株)は14日、同社製の女性向けを意識した日本語入力システム「Baidu IME」の最新版v2.2.0.7を公開した。最新版の主な変更点は、記号を変換した際の変換候補に記号の読み方や説明を表示できるようになったこと。
たとえば、“-”を変換した際の変換候補“ー”には“[全]長音”という説明がつき、“-”には“[半]マイナス〔数字〕”という読み方がつく。また、“きごう”を変換した際の候補“д”には“〔ロシア語〕デー[大]”、“¶”には“段落記号”といった説明が付加される。
さらに、予測変換機能が強化され、より多くの敬語表現を予測変換できるようになった。たとえば、“まことに”と入力すると“誠に勝手ながら”“誠に恐れ入りますが”といった予測変換の候補が表示される。
そのほか、本バージョンより変換候補の表示方法が、“MS-IME”などに近い“スリムスタイル”の縦型以外は使えないようになっている。これに伴いスキンの仕様が変更され、v2.2.0以降専用のスキンが多数公開されている。なお、編集部にて試用したところ、すでにインストール済みのスキンは利用できた。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- バイドゥ(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.2.0.7(11/09/14)