NEWS(12/03/13 13:52)
「Safari」v5.1.4が公開、多数の深刻な脆弱性を修正
拡張機能の安定性、互換性および起動時間の改善なども
米Apple Inc.は12日(現地時間)、Webブラウザー「Safari」の最新版v5.1.4を公開した。Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンでは、ウィンドウを切り替える際にWebページが白く点滅する問題や、HTML5ビデオの視聴時に画面が暗くなる問題、[すべての Web サイトデータを削除]ボタンを押したあとにも一部のデータが残る問題などが修正された。また、拡張機能の安定性、互換性および起動時間が改善されている。
そのほか、8件の脆弱性(CVEベースで83件)も修正されている。修正された脆弱性の多くはレンダリングエンジン“WebKit”に存在したもので、細工が施されたWebサイトを閲覧するとクロスサイトスクリプティング攻撃を受けたり、Cookieの内容が盗み見られたりする恐れがあるほか、アプリケーションの不正終了と任意コードの実行を許してしまう問題などが含まれている。利用中のユーザーは、アップデートを怠らないようにしたい。
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.1.4(12/03/12)