NEWS(12/03/27 13:51)

Microsoft、「Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラム」を正式公開

256MBメモリ搭載端末対応アプリが開発・テスト可能。Windows 8にも対応

「Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラム」「Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラム」

 米Microsoft Corporationは26日(現地時間)、Windows Phone OS対応アプリケーションの開発キット「Windows Phone SDK」の更新プログラム「Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラム」を正式公開した。現在、同社のダウンロードセンターからダウンロード可能。同更新プログラムは、英語版および中国語(簡体字)版のみに対応したCTP(Community Technology Preview)版が2月に公開されていた。

 「Windows Phone SDK 7.1.1」を適用すると、今後発売が見込まれる256MBのメモリを搭載した廉価版端末のエミュレーターが追加され、動作の確認が行えるようになる。さらに、既存の512MB版エミュレーターのアップデートや「Microsoft Advertising SDK」の更新、日本語をはじめとする対応言語の強化なども施されている。

256MBのメモリを搭載した廉価版端末のエミュレーターが追加256MBのメモリを搭載した廉価版端末のエミュレーターが追加

 また、これまで未対応だった“Windows 8 Consumer Preview”でも動作することが公式に明言されている。Microsoftによるサポートは受けられないものの、Windows 8環境でMetro StyleアプリとWindows Phoneアプリの両方を開発可能になったのは朗報と言えるだろう。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.1.1(12/03/26)

(柳 英俊)