NEWS(12/03/27 14:59)
音声転送に対応した「TrueRemote」後継のリモートデスクトップ「Brynhildr」
映像転送の圧縮率を2段階で調節可能、BlowFishを使った暗号化にも対応
リモートデスクトップソフト「TrueRemote」などを開発しているIchiGeki氏は27日、同ソフトの後継となる「Brynhildr(ブリュンヒルデ)」を公開した。Windows 7に対応するフリーソフトで、現在同氏のWebサイトからダウンロードできる。
「Brynhildr(ブリュンヒルデ)」は、「TrueRemote」でも使われている、IchiGeki氏が独自に開発した映像圧縮コーデック「GaeBolgVideoCodec」を使用したリモートデスクトップソフト。基本的な画面や操作方法などは「TrueRemote」とほぼ同様だが、後継ソフトとして機能の強化が図られている。
具体的には、新たに音声の転送機能が追加された。スピーカーやマイクなどから流れる音声を16bit、44100Hzの高音質で転送することが可能。また、映像の転送機能も強化され、映像転送の圧縮率を2段階で調節できる機能が追加された。これにより、「TrueRemote」に比べて約40%圧縮率を高めることが可能になったという。加えて、BlowFishと呼ばれるアルゴリズムを利用した通信データの暗号化にも対応している。
- 【著作権者】
- IchiGeki 氏
- 【対応OS】
- Windows 7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9.0.3(12/03/27)