NEWS(12/05/17 15:50)
フェンリル、WebKit搭載型の「Sleipnir 3 for Windows」アルファ3を公開
未実装部分は残るものの動作を安定化、インターフェイスも改良
フェンリル(株)は17日、レンダリングエンジン“WebKit”を搭載した「Sleipnir 3 for Windows」の最新アルファ版、α3を公開した。
同社によるとα3では、現行版「Sleipnir 3 for Windows」には搭載されている“TouchPaging”をはじめ、いくつか実装できていない機能はあるものの、前バージョンα2に比べ、かなり動作が安定しているという。これまでアルファ版であることを理由に試用を見送っていたユーザーにも、試用を薦めている。
また、標準で“コマンドバー”を非表示とし、メニューボタンから呼び出せるようにしたなど、ユーザーインターフェイスの改良も行われている。さらに、タブに関するユーザーインターフェイスも改良され、よりすっきりとしたデザインとなった。
なお、今回公開された“WebKit”搭載型「Sleipnir 3 for Windows」α3を、現行の正式版「Sleipnir 3 for Windows」や、“WebKit”搭載型「Sleipnir 3 for Windows」の前バージョンへ上書きしてしまうと、元の状態へ戻せなくなり、起動ができなくなってしまうため注意。アルファ版を試用したいユーザーは、必ず同社のブログを確認してから利用するようにしよう。
“WebKit”搭載型の「Sleipnir 3 for Windows」は、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、同社の公式ブログからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.1.0.0005(12/05/17)