NEWS(12/06/06 12:36)
「Thunderbird 13」が公開、独自ドメイン取得とオンラインストレージ連携が可能に
Windows 2000/XP SP1の対応を切り捨て、全7件の脆弱性を修正
Mozillaは6日(日本時間)、メールソフト「Thunderbird」の最新版v13.0を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、本バージョンからWindows 2000およびWindows XP Service Pack 1(SP1)への対応が終了しているので注意。
「Thunderbird 13」では、ファイルサイズの大きなファイルをメールへ添付する際に、オンラインストレージサービス“YouSendIt”へファイルをアップロードすることが可能となった。そのリンクをメールへ記載することで、間接的にファイルサイズの大きなファイルをメールで送信することが可能だ。
さらに、「Thunderbird」上で独自ドメインのメールアドレスを新たに取得し、取得したメールアドレスのアカウントを利用してメールを送受信することが可能となった。メールアドレスの取得には、“Gandi”および“Hover”を利用可能。
オンラインストレージサービスおよび独自ドメインのメールアドレスを取得する機能については、現状の“YouSendIt”および“Gandi”“Hover”だけでなく、今後も「Thunderbird」と提携するパートナーを増やしていく予定とのこと。
さらに、本バージョンでは全7件の脆弱性が修正されている。脆弱性の深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が4件、2番目に高い“高”が2件、3番目に高い“中”が1件となっている。
本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 13.0(12/06/05)