NEWS(12/06/22 16:24)
フェンリル、スマホとの連携機能を追加した「Sleipnir 3 for Windows」v3.5のβ版
レンダリングエンジンとして“WebKit”を搭載し、拡張機能にも対応
フェンリル(株)は22日、同社製Webブラウザー「Sleipnir 3 for Windows」の次期バージョンv3.5のベータ版を公開した。ベータ版の主な変更点は、現在閲覧中のWebページやWebページ上の住所・電話番号といった情報をスマートフォンへ即座に送信し、スマートフォン上のアプリで開ける機能を追加したこと。
閲覧中のWebページやWebページ上の情報は“Fenrir Pass”の仕組みを利用し、スマートフォン用アプリ「Sleipnir Linker」を使ってプッシュ通知される仕組み。「Sleipnir Linker」は現在Android版が公開されており、近日中にiOS版も公開される予定とのこと。
さらに、表示中のWebページや画像などを各種Webサービスへ送る機能も追加された。Webサービスとの連携機能では、WebページなどをTwitter/Facebook/TumblrといったSNSサービスを使って共有したり、Pocket/Instapaper/Readabilityといった“あとで読む”サービスへ登録する、Dropbox/Evernote/SkyDriveといったオンラインサービスへ保存するといったことが可能。
そのほか、これまでアルファ版にのみ搭載されていたレンダリングエンジン“WebKit”が搭載された。レンダリングエンジンにWebkitを選択している場合は、「Google Chrome」の拡張機能を利用することも可能。なお、本ベータ版から“Gecko”エンジンは非搭載となっている。
本ソフトは、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、本ベータ版はMac版の「Sleipnir 3 for Mac」のベータ版と合わせて1,000ダウンロード限定での提供となっている。
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.5.0.2000(12/06/22)