NEWS(12/08/22 16:15)

キングソフト、オンラインストレージ“KDrive”の無償容量を最大50GBに

クライアントソフトもバージョンアップして使い勝手が向上

“KDrive”“KDrive”

Windows版クライアントでチェックインした際のダイアログWindows版クライアントでチェックインした際のダイアログ

 キングソフト(株)は22日、同社の運営するオンラインストレージサービス“KDrive”の無償アカウントで利用できる初期状態の容量を、これまでの2GBから最大30GBに増強した。また、無償アカウントで所定の行動をすると追加される容量を足した最大容量も50GBに増強されている。

 無償容量は、Windows版のクライアントソフト「KDriveクライアントソフト」からの初回アクセスで2GB追加されるほか、“KDrive”へ友達を招待すると1人につき2GBが追加される。また、Android版のクライアントソフト「KDrive for Android」からの初回アクセスで5GBが追加される。

 加えて、Webサイト上やWindows/Android/iOS版のクライアントソフト上に用意された[チェックイン]ボタンを押すことで1日1回に限り、ランダムで100MB~1GBの容量を追加可能。使えば使うほど容量が少しずつ追加されるのはうれしい。

「KDriveクライアントソフト」v1.21.0.1853「KDriveクライアントソフト」v1.21.0.1853

“バージョン管理”ダイアログ“バージョン管理”ダイアログ

 さらに同日、Windows版のクライアントソフト「KDriveクライアントソフト」もv1.21.0.1853へバージョンアップした。バージョンアップ版の主な変更点は、本ソフトで管理するフォルダをエクスプローラで開いた際に、ファイル表示ペインの右側に“ナビゲーションパネル”が表示されるようになったこと。

 “ナビゲーションパネル”では、共有や世代バックアップされたファイルの閲覧・復元、ファイルの公開用URLの取得が行えるほか、[チェックイン]ボタンも用意されている。また、世代バックアップされたファイルの閲覧・復元機能も強化され、7日間分の世代バックアップの表示・復元が行える“バージョン管理”ダイアログが追加された。

 そのほか、アップロードできる1ファイルの最大サイズが1GBに増強されている。

 「KDriveクライアントソフト」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在“KDrive”の公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
キングソフト(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.21.0.1853(12/08/22)

(長谷川 正太郎)