NEWS(12/09/04 13:12)

豊富な収録漢字を誇る手書き風フォント「瀬戸フォント」がJIS第四水準を制覇

日本のフォントで利用できる漢字をほぼ網羅

「瀬戸フォント」v5.50「瀬戸フォント」v5.50

 読みやすさと親しみやすさのバランスが絶妙な手書き風フォント「瀬戸フォント」v5.45が、2日に公開された。v5.45の主な変更点は、JIS第四水準漢字の収録を完了したこと。なお、3日にはv5.50が公開されている。

 本フォントは、7月1日に公開されたv4.35でJIS第三水準漢字の収録を完了。その後、JIS第四水準漢字の収録を開始し、地道に収録文字数を増やしていた。今回、JIS第四水準漢字の収録を完了したことにより、日本のフォントで利用できる漢字をほぼ網羅したことになる。手書き系フォントでここまでの漢字を扱える例は少なく、利用価値は高いだろう。

 本ソフトは、Windowsに対応するフリーのTrueTypeフォントで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードでき、一部条件を除いて商用することもできる。また、直接の再配布はできないが、プログラムへ埋め込んで配布することは可能。

【著作権者】
瀬戸 のぞみ 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.50(12/09/03)

(長谷川 正太郎)