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Microsoft、“食”の描画などが可能になった「WorldWide Telescope Eclipse」を公開

地球の大気や雲の描画が美しく表現されるようになったほか、火星の大気も描画可能に

「WorldWide Telescope Eclipse」v4.1.74

 米Microsoft Corporationは8日(現地時間)、美しい星雲や銀河、星団などを観察できる3Dプラネタリウムソフト「WorldWide Telescope」の最新版となる「WorldWide Telescope Eclipse」v4.1.74を公開した。最新版の主な変更点は、日食・月食といった“食”や土星などの輪が落とす影などを描画できるようになったこと。

 また、地球の大気や雲の描画が美しく表現されるようになったほか、火星の大気も描画できるようになった。さらに、惑星の表面に近づいた際に視点を傾けたり、惑星を回転させることが可能になり、惑星表面で視点を移動しやすくなった。

地球の大気や雲の描画が美しく表現されるように
火星の大気も描画可能

 加えて、プラネタリウムなどのドーム上映用の機能が多数追加されるなどの仕様変更が施されている。そのほか、Web版の“WorldWide Telescope”もアップデートされ、HTML5を利用することでMac OS上でも利用できるようになっている。

 本ソフトは、64bit版を含むWindows 7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「WorldWide Telescope Eclipse」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.1.74(13/07/08)

(長谷川 正太郎)