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カラー印刷機能などが追加された老舗テキストエディター「サクラエディタ」v2.1.0.0
GREP機能で指定フォルダを対象から除外したり、複数のルートフォルダを指定可能に
(2013/7/30 14:08)
オープンソースで開発されている老舗のテキストエディター「サクラエディタ」の最新版v2.1.0.0が、20日に公開された。最新版の主な変更点は、色分け表示などの色を反映してカラー印刷できるようになったこと。
カラー印刷を行うには、“印刷ページ設定”ダイアログの“カラー印刷”チェックボックスをONにしてから印刷を行えばよい。たとえば、ソースコードを印刷する際などに見やすく色分けできて便利。
さらに、色分け表示などの色を保持したままテキストをコピーすることも可能になった。カラーでのコピーは[編集]-[高度な操作]メニューの[選択範囲内色付きHTMLコピー]もしくは[選択範囲内行番号色付きHTMLコピー]項目から利用可能。
加えて、GREP機能が拡張され、指定したフォルダを検索対象から除外したり、複数のルートフォルダを指定するといったことが可能になったほか、検索結果をルートフォルダとそこからの相対パスで表示したり、フォルダごとに分けて表示可能になった。また、“Grep条件入力”ダイアログにルートフォルダを1階層上へ移動できる[上]ボタンが追加されている。
そのほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから“タイプ別設定一覧”ダイアログや“共通設定”ダイアログを呼び出せるようになった。また、現在アクティブなタブを閉じるボタンがタブバーの右端に追加されたほか、マウスホイールの回転にアクションを割り当てられるようになるなどの改良が施されている。
本ソフトは、64bit版を含むWindows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、28日にはインストーラ版も公開されている。
ソフトウェア情報
- 「サクラエディタ」
- 【著作権者】
- Norio Nakatani & Collaborators、たけ(竹パンダ) 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.1.0.0(13/07/20)