ニュース
老舗テキストエディター「サクラエディタ」v2.1.1.0が公開、UIの各国語対応を果たす
タブの[閉じる]ボタンの自動表示、偶数行の背景色の指定などをサポート
(2014/1/27 13:38)
オープンソースの老舗テキストエディター「サクラエディタ」(Unicode版)の最新版v2.1.1.0が、25日に公開された。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8に対応しており、現在、必要なファイルをZIP形式で圧縮した“単体配布版”が“SourceForge.net”から無償でダウンロード可能。インストーラー付きの“パッケージ版”もほどなく公開される見通し。
「サクラエディタ」v2.1.1.0では、国際化のための機能“言語DLL”がサポートされた。たとえば、英語の言語DLLを用意すればユーザーインターフェイスを英語化することが可能。「サクラエディタ」の海外普及が期待される。
また、タブの[閉じる]ボタンを自動表示する機能が追加され、タブの右端へマウスカーソルを移動させたときだけ[閉じる]ボタンを表示できるようになった。このオプションは、[共通設定]ダイアログの[タブバー]タブで有効化することが可能。
さらに、偶数行の背景色が設定できるようになったのも本バージョンにおける改善点。奇数行と偶数行で背景色を色分けすれば、エディター画面が見やすくなるだろう。ドキュメントの種類に応じて適用される[タイプ別設定]の数の上限も、30から60へと緩和されている。
そのほかにも、不具合の修正や動作速度の改善などが施されているとのこと。
ソフトウェア情報
- 「サクラエディタ」Unicode版
- 【著作権者】
- Norio Nakatani & Collaborators、たけ(竹パンダ) 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.1.1.0(14/01/25)