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Adobe、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の定例セキュリティアップデートを公開
8件の脆弱性が修正される
(2013/9/11 11:04)
米Adobe Systems Incorporatedは10日(現地時間)、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のセキュリティアップデートを実施した。現在、同社のWebサイトから最新版が無償でダウンロードできるほか、アプリケーションに搭載されている自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。
今回のバージョンアップは、四半期ごとに実施されている定例のセキュリティアップデート。同社が公開したセキュリティ情報(APSB13-22)によると、今回のアップデートではプラグインのクラッシュとシステムの乗っ取りにつながる恐れのある8件の脆弱性が修正されていると言う。最新版のバージョンは以下の通り。
- 「Adobe Reader X」v10.1.8(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Reader XI」v11.0.04(Windows/Mac OS X/Linux)
- 「Adobe Acrobat X」v10.1.8(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Acrobat XI」v11.0.04(Windows/Mac OS X)
脆弱性の深刻度は、同社基準で4段階中最高の“Critical”で、更新プログラムの適用優先度はすべての製品で“2”と判定されている。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Reader XI」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Server 2008/7/8/XP x64/Server 2003 x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.04(13/09/10)