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Adobe、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の定例外セキュリティアップデートを実施
Windows版「Adobe Reader XI」「Adobe Acrobat XI」のみ
(2013/10/9 13:19)
米Adobe Systems Incorporatedは8日(現地時間)、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のセキュリティアップデートを実施した。今回は定例外のセキュリティアップデートで、Windows版のみの提供となる。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB13-25)によると、今回のアップデートではPDF文書を開く際に意図しないJavaScriptスキームのURIが実行されてしまう脆弱性(CVE-2013-5325)が修正されたとのこと。脆弱性の深刻度は、同社基準で4段階中最高の“Critical”で、更新プログラムの適用優先度は“2”と判定されている。
本脆弱性は、Windows版「Adobe Reader XI」「Adobe Acrobat XI」v11.0.04で混入したJavaScriptセキュリティコントロールの不具合に起因しており、ほかのプラットフォームや製品には影響しない。今回公開された製品とバージョンは以下の通り。
- 「Adobe Reader XI」v11.0.05(Windows)
- 「Adobe Acrobat XI」v11.0.05(Windows)
現在、アプリケーションに搭載されている自動更新機能を利用してアップデート可能。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Reader XI」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated and its licensors
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Server 2008/7/8/XP x64/Server 2003 x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.05(13/10/08)